狭い路地とか抜けて、趣深い屋敷に当たる。
塀から出ている美味しそうな柿を発見、いざ失敬することに。
すると後ろから「あら、それは取っても渋いですよ」と女性の声がしたので、びっくりして振り向いた。
自分より年上で京美人な女性がクスって笑っていた。
恥ずかしいのと美人さんに遭遇、でも柿を取らねば等でその時は混乱しながらも、何とか貰うことができ、感謝を述べて法隆寺へ。
予想した写真が撮れたので一安心だけれど、卒業までその女性で悶々していた。
昨年の同じ時期、会社から権利として有給を得て、何となく京都と奈良で紅葉に癒やされようと訪れた。
法隆寺のシンボル近くに行くと、Aの途方も無いプランを思い出した他に、ふと悶々する切っ掛けとなった家を探索することに。
それらしい屋敷に到着して、あの塀から出ている柿だなあ… としみじみしていると、聞き覚えのある女性の声が。
振り向いたら、満面の笑顔であの時の京美人が立っていて、柿を差し出して一言。
「貴方が来るような気がしていました。はい、甘いですよ」
それから交際が始まり、今の妻となっている。
妻に「なんで、訪れると分かっていた?」と質問したら、フフッと笑うばかり。未だに真相は不明。
129: 名無しさん@おーぷん 2017/06/17(土)12:19:54 ID:???
>>126
前世からの運命的な御縁と素直に感じる話だなあ
いいね、出会った時は「渋い柿」で再会した時は「熟れた柿」というの
素敵な御縁、そのままに。お幸せに
前世からの運命的な御縁と素直に感じる話だなあ
いいね、出会った時は「渋い柿」で再会した時は「熟れた柿」というの
素敵な御縁、そのままに。お幸せに
コメント
コメント一覧 (3)
仮に自分にこんな瞬間が訪れても連絡先聞く勇気ないから何も起きずに終わるな