心は女の子かという疑惑も持ち上がったが、「僕ノーマルですよー、彼女欲しいんですー」との答弁により男として扱われてはいたが。
私は好みの男性は年上のマッチョだったので、当然神木きゅんは恋愛対象外、教育係を拝命しむしろ「姉御として守ってやんよ」というスタンスだった。
周囲からもいい姉弟だな!と思われてた。
神木きゅんは意外にも現場作業などもしっかりこなし、アイドル資質は失わないまま成長、数年で異動が決まった。
送別を兼ねて神木きゅんと初めて一緒にご飯に行った。
神木きゅん「寂しいですー、これからも喋ってもらって良いですか?」
私「おうよ、いつでも顔見せにきな」
みたいな会話をしてたんだけど、情けないことに神木きゅんを差し置いてダウン
(神木きゅんはめちゃめちゃ酒が強かった)
気がついたら自分の家で神木きゅんに介抱されてた。
アイドルを部屋に連れ込み汚してしまったのかと蒼白の私。
対して神木きゅんは「僕が責任取ります!」
会話がしばらく噛み合わなかったんだけど、どうやらタクシーの中で「僕と付き合ってください」「いいよー」という会話がなされたらしい(全然覚えてない)
当然拒否したんだけど、神木きゅんの泣きそうな顔にうっかり萌えてしまい、徐々に付き合いスタート。
手を繋ぐのはすんなり出来たけど、キス以上は恥ずかしくてなかなか出来なかった。
付き合ってから、意外と筋肉あるなとか、女子力あるように見えて大雑把だとか、ちゃんと男らしいもの好きなんだなとか、ちょっとずつ男として良いなと思うようになって結婚に至る。
会社に報告した時は、女性社員からは苦笑いされ、オッサンたちから泣かれ、後輩からは少し引かれた。
夫は未だにゴリラ女の私のどこを好きになったのか教えてくれない。
昨日、娘から「◯◯ちゃんはキュアミラクルで、パパはお姫様で、ママは××(敵)役!」という屈辱を受けたので、少しデブってきた元神木きゅんを睨みながら書き込んでみた。
コメント
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娘さんが旦那似であることを祈るが
投稿者似でも神木を捕まえられたんだから大丈夫だな